パケ活アイデア帖

お菓子の空き箱が変身!親子で作れる引き出し付き小物入れ

Tags: お菓子の箱, 小物入れ, アップサイクル, 親子工作, DIY, 手作り

お菓子の空き箱が useful な小物入れに大変身

おうち時間が増える中、お子様と一緒に安全に楽しめる工作をお探しではありませんか。今回は、食べ終わった後のお菓子の空き箱を活用した、実用的でかわいらしい引き出し付き小物入れの作り方をご紹介します。

身近にあるお菓子の箱を使うので、特別な材料を買いに行く必要はありません。ハサミやノリなど、ご家庭によくある道具で手軽に始められます。お子様には箱のデコレーションをお願いするなど、作業を分担することで、親子で一緒に協力して一つのものを作り上げる貴重な体験になります。

完成した小物入れは、お子様のおもちゃや文房具、アクセサリーなどを片付けるのにぴったりです。自分で作ったものを使うことで、片付けの習慣にも繋がりやすくなるかもしれません。さあ、ご家庭のお菓子の空き箱を見つけて、アップサイクルに挑戦してみましょう。

この工作で使う食品パッケージ

準備するもの

この工作を始めるにあたり、以下のものをご準備ください。

カッターナイフを使用する際は、必ず平らで安定した場所で作業し、下にカッターマットや段ボールなどを敷いてください。お子様が触らないよう、管理には十分ご注意ください。

作り方ステップ

写真や図をイメージしながら、以下の手順に沿って進めてみましょう。

  1. 本体となる箱の準備

    • 本体にする大きめの空き箱の開いている部分(フタなど)を、引き出しを出し入れしやすいように切り取ります。フタが閉じるタイプの箱であれば、フタの部分全体をカットするか、フタを箱の内側に折り込んで固定します。
    • 箱の形を整え、歪みがないようにします。
    • 必要であれば、箱の表面全体を装飾用の紙などで覆い、下地を隠します。
  2. 引き出しとなる箱の準備

    • 本体の箱に入るサイズの別の空き箱を用意します。
    • 本体の高さに合わせて、引き出しとなる箱の高さを調整します。箱が深すぎる場合は、箱の上部をカットして高さを低くします。カットする線は定規と鉛筆で正確に引き、ハサミで丁寧に切りましょう。
    • 引き出しとなる箱が本体に対して大きすぎる場合は、箱を一度分解し、サイズを調整して再度組み立てる、または、より小さい箱を探してください。
  3. 本体に引き出し用の開口部を作る

    • 本体の箱に、引き出しを入れるための開口部を作ります。準備した引き出しとなる箱を本体の箱の前に当てて、引き出しがスムーズに出し入れできるサイズで、鉛筆で開口部の線を引きます。
    • 引いた線に沿って、カッターナイフを使って大人の方が開口部を切り抜きます。一度に力を入れすぎず、少しずつ切り進めると綺麗に切れます。切り口がギザギザにならないように注意してください。
  4. 引き出しを組み立て・補強する

    • 引き出しとなる箱を組み立て直します。のりしろをしっかり接着剤や両面テープで固定し、頑丈に仕上げます。
    • 引き出しの底や側面に厚紙を貼り付けると、よりしっかりとした引き出しになります。
  5. 引き出しに取っ手をつける(任意)

    • 引き出しの正面に、引き出すための取っ手を取り付けます。ボタン、ビーズ、リボンなど、穴を開けて通したり、接着剤で貼り付けたりして固定します。お子様と一緒にデザインを考えるのも楽しいでしょう。
  6. 箱全体を装飾する

    • 本体の箱と引き出しの箱を、お好みの材料で自由に装飾します。折り紙を貼る、絵を描く、シールを貼る、布を貼るなど、お子様の創造力を活かせる楽しい工程です。
    • 本体の内側や、引き出しの内側にも装飾すると、より完成度が高まります。
  7. 仕上げ

    • 全ての接着剤がしっかりと乾いたことを確認します。
    • 引き出しを本体の開口部から差し込み、スムーズに出し入れできるか確認します。もし引っかかる場合は、開口部を少し広げるか、引き出しの角を丸くするなど調整してください。
    • これで、引き出し付き小物入れの完成です。

アレンジと成功のためのポイント

完成品の活用法

完成した引き出し付き小物入れは、様々な用途で活躍します。

自分で作った小物入れを実際に使うことで、お子様は達成感を感じ、物を大切に扱う気持ちも育まれるでしょう。

まとめ

今回は、ご家庭にあるお菓子の空き箱を活用した、引き出し付き小物入れのアップサイクル工作をご紹介しました。身近な材料で手軽に始められ、お子様と一緒に楽しみながら、実用的で創造的なアイテムを作り出すことができます。

この工作を通じて、使われなくなったパッケージがゴミとして捨てられるのではなく、新しい役割を持って生まれ変わる「アップサイクル」の考え方をお子様に伝える良い機会にもなります。

ぜひ、お子様とのコミュニケーションを楽しみながら、世界に一つだけの素敵な小物入れを作ってみてください。そして、完成した小物入れを暮らしの中で活用し、アップサイクルの楽しさを実感していただければ幸いです。